普段の生活のなかで私たちは、花や緑に触れる機会はますます少なくなっています。
子どもたちにとって、このことはさらに深刻です。
さまざまな知識や体験をぐんぐん吸収する幼児・児童期の成長段階に、
より多くの子どもたちが花や緑にもっとふれあい、親しみ、楽しんでもらうために、
花育がそのきっかけづくりとなることを願っています。

 
 


 
  花や緑の持つ多様な機能に着目し、花や緑を教育、地域活動等に取り入れる取組である「花育」の推進を図ることは、幼児・児童期の成長期において、花と緑に親しみ・育てる機会を提供し、やさしさや美しさを感じる情操面の向上等が図られ、また地域活動においても、花や緑を介した世代交流等により、地域のつながりを深めることが期待されています。なお、21世紀は平成2年開催の大阪・花博のテーマ「自然と人間との共生」が現代の大きな課題として、今後植物と人間との関係に自然環境や生態系にも配慮して「自然破壊を回避し、健全な状態に保全すること」が花育の理念に含まれることが重要である。
(「全国花育活動推進協議会設立趣意書(抜粋)」平成20年2月)

 


   
 
身近な花や緑に親しむことによって生命あるものに触れる感動を体験し、植物との関わり方を学びます。それは自己と他者との立場・あり方を学ぶことにつながり、花や緑の外観に関心を持つだけではなく、花や緑を大切なもの、愛おしいもの、かわいいものと思う気持ちを育みます。このことは花や緑の存在が人に与えてくれるものの大きさを感じ、感謝する気持ちにつながります。
 
花や緑の価値を知り、それぞれにふさわしい扱いができる感性と方法が身につく効果が期待できます。花や緑に関わる中で、花や緑を介して人と自然との関わり、生命あるものへのやさしい気持ちをもつことができれば、子供たちにとって花や緑を知ること以上の価値が得られます。
   

     
   
植物の栽培を通じて、育てるため、楽しむための創意工夫をし、技能、知恵等を身につけるとともに、植物を素材として活用した多彩な創作活動等を通じて、創作の喜びを感じ、豊かな創造力を育てます。
 
     

   
 
花や緑の栽培や装飾の作業を共にすること、中でも普段の生活ではその機会があまり多くない高齢者、花と緑の専門家(花の生産者,フローリスト,フラワーデザイナー,グリーンアドバイザー等)との共同作業は、新しい発見や人とのつながりを作り、広げるという効果が期待できます。
 
幼児・児童期の花や緑との様々な関わりは、子供だけでなく、家族やその友人、近隣の人々等周囲にもよい影響が及びます。結果的には、子供を取り巻く多くの人も多様なかたちで花や緑に関わることにつながります。
   

 
花育パンフレット(このページの内容が詳しく書かれています。お役立てください)