花育の効果

  1. 感謝する気持ちを育む
  2. 身近な花や緑に親しむことによって生命あるものに触れる感動を体験し、植物との関わり方を学びます。それは自己と他者との立場・あり方を学ぶことにつながり、花や緑の外観に関心を持つだけではなく、花や緑を大切なもの、愛おしいもの、かわいいものと思う気持ちを育みます。このことは花や緑の存在が人に与えてくれるものの大きさを感じ、感謝する気持ちにつながります。

  3. やさしい気持ちを育む
  4. 花や緑の価値を知り、それぞれにふさわしい扱いができる感性と方法が身につく効果が期待できます。花や緑に関わる中で、花や緑を介して人と自然との関わり、生命あるものへのやさしい気持ちをもつことができれば、子供たちにとって花や緑を知ること以上の価値が得られます。

  5. 探究心や創造力を育む
  6. 植物の栽培を通じて、育てるため、楽しむための創意工夫をし、技能、知恵等を身につけるとともに、植物を素材として活用した多彩な創作活動等を通じて、創作の喜びを感じ、豊かな創造力を育てます。

  7. 人とのつながりを作り、広げる
  8. 花や緑の栽培や装飾の作業を共にすること、中でも普段の生活ではその機会があまり多くない高齢者、花と緑の専門家(花の生産者,フローリスト,フラワーデザイナー,グリーンアドバイザー等)との共同作業は、新しい発見や人とのつながりを作り、広げるという効果が期待できます。

  9. 波乃効果への期待
  10. 幼児・児童期の花や緑との様々な関わりは、子供だけでなく、家族やその友人、近隣の人々等周囲にもよい影響が及びます。結果的には、子供を取り巻く多くの人も多様なかたちで花や緑に関わることにつながります。


 花育パンフレット(このページの内容が詳しく書かれています。お役立てください)